2010年12月16日木曜日

ピンク・トライアングル

この前の土曜日は矢沢永吉のコンサートを父と母と見にいきました。
永ちゃんは歌が無茶苦茶うまかったです。それと、歌い終わるときのシブい顔がすごくかっこ良かった。
コンサート自体も良かったんですが、なによりファンの皆が印象に残りました。
開演前の「永ちゃんコール」はすごかったなあ。
白スーツにリーゼント(永ちゃんファンの正装)でキメてるおじさんが、急に立ち上がり
「〇〇の△△と申します!今日は皆さん盛り上がっていきまっショー!俺の永ちゃんコールに続いてください!」
みたいな前口上を述べ、両手をあげながら「永ちゃん!永ちゃん!」とコールを始めるのです。
開演が近づくにつれ、ホールの各所でおじさん達が名乗りをあげていき、開場が「永ちゃん!永ちゃん!」の声で埋め尽くされていくさまは圧巻でした。
なにか宗教的な側面も感じました。

白スーツのおじさんはたいてい強面でしたが、僕の父親はホールの通路で
「あ、もしもし。いつもお世話になっております〇〇です。はい、そちらの件に関してですが・・・」
みたいな内容の電話をしている白スーツを見かけたそうです。
当たり前なんですが、白スーツのおじさんにも家族があり、生活があるのだなあとしみじみ思いました。
きっとそのおじさんにとっては普段絶対着ない白スーツを着て昨年のライブ以来のリーゼントをして、永ちゃんコールの名乗りを上げて、終演後は久しぶりに会った仲間とああでもないこうでもないと言い合いながら飲んで帰る、というところまで含めてひとつのイベントなのでしょう。

そういうのっていいなあと思います。




昨日は夜にサークルの野郎どもとランニングしたあと、コンビニでカップ麺(本気盛豚キムチ味)を買って河原で食べながら双子座流星群を見ていました。
河原で同じように流星群を見ていたリアルが充実してそうな人たちに彗星が命中して爆発しないかなぁと思いつつ・・・。
非常に寒かったです。身も心も。

そして、今日は22日の自主企画に向けての準備を少ししました。
まだ、やらなくてはいけないことがたくさんある・・・。


そして、まだ「マドモアゼルと呼んでくれ」が頭の中で無限リピートされ続けています。

0 件のコメント:

コメントを投稿